今回は、台湾へこけしを製作するための機械を見に行きました。卯三郎では昭和初期に製造された機械が多く使用されており、これらの機械を調整するのは非常に難しい作業です。刃物の調整ひとつをとっても、数日を要することがあります。
日本の木工業は過去に比べてだんだんと衰退しており、現在使用している多くの機械を製造していた会社も廃業してしまっています。そのため、新しい機械の入手が困難な状況にあります。
台湾を訪れる中で、現地の木工業の現状や技術力を学ぶ機会を得ることができました。日本との違いを感じながらも、共通の課題や工夫が多く見受けられたのはとても興味深い経験でした。日本の伝統工芸を守り続けるためには、現存する機械のメンテナンスや新たな技術の開発が重要だと再認識しました。
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Kokechi 『卯三郎の孫』
住所:群馬県前橋市朝日町2丁目14−21
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